【学部紹介】人気がある農学部(獣医学部)

受験生活アドバイス

中学生・高校生の進路選択アドバイスとして学部をざっくりと紹介するコーナー!今回は理系の進学先の一つである農学部と獣医学について!

「ノケジョ」という言葉をご存知でしょうか??

「リケジョ」と言えば「理系女子」のことですが、その派生としてここ数年で出てきたのが「ノケジョ(農学系女子)」になります。

こんな言葉が生まれるくらい、農学部が女子からの人気を集めています!イメージとしては農業が先行しますが、その実態はどんな学部なのか見ていきましょう。

 

 

■実習は農作業!農業について広く学ぶ

 

まずは農学部の代名詞的存在の農学系学科からご紹介!
さらに細かく分類すると「農学」「畜産学」「水産学」「森林・園芸学」に分かれるでしょう。

植物や農作物に関することはもちろん、畜産や漁業、森林保護、造園に関することも農学部に割り当てられます。

実習や学習内容は大学・学科によって様々です。

・食品加工
・田植え実習
・畑地開拓
・搾乳実習
・品質管理実習
・家畜育成-生産実習
・海洋生物調査
・魚の養殖、加工
・造園

などなど、生産から加工まで、農業・畜産・水産に関連することを学びます。

 

また、さらにその先「販売」に関することも学ぶことがあります。つまり「農業×経営」(農業経済学)ですね。

昨今の農業・漁業の形態として「6次産業」というワードがあります。簡単に言いますと、農家や漁師などの生産者(1次産業)が食品加工(2次産業)も行い、さらには自分たちで流通・販売(3次産業)もしていきましょう!という取り組みのことです(1次×2次×3次=6次 ということ)

例)いちご農家が自家製ジャムを作って店舗や通販で販売している

そして、この生産から販売までを効率良くするようにITを導入するなど「農業×IT」の取り組みも広がっています。

以上のようなことを学ぶので、就職先としては食品メーカーが多いですね。また、実家の農業を継いだり、教職課程を経て農業高校の先生になるという道もあります。

 

 

 

■あなどれない!高難易度の獣医学科

 

獣医に関して、畜産・農学系統として扱う大学もあるのでこちらでご紹介します(帯広畜産大学、岩手大学農学部など)獣医系学部(学科)は、当然その名の通り獣医師を目指すべく学ぶ場所になります。簡単に特徴をまとめてみましょう!

 

■6年制の学科
医学科や薬学科のように6年間かけて獣医に関する勉強をしていきます。

 

■そもそも数が少ない!
獣医学部・学科を設置している大学は全国で17校しかありません。約800校近く大学がある中でたったの17校です。設置大学は次の通りです。

国公立大学】
帯広畜産大学、北海道大学、岩手大学、東京大学、東京農工大学、岐阜大学、鳥取大学、山口大学、鹿児島大学、宮崎大学、大阪府立大学

私立大学】

酪農学園大学、北里大学、麻布大学、日本大学、日本獣医生命科学大学、岡山理科大学

 

■倍率と偏差値が高い
設置大学自体少ない上に募集人数も少ないため、高倍率は避けては通れません。また、医療系にかかるため偏差値も国公立私立問わず60~70前後とかなり高くなります。

 

学費の差が・・・
医学科や薬学部のように、国公立大と私大では学費にかなり差があります。
国公立大は年間で約50万円、私大は年間でおおよそ200万円ほどになります。6年間通うことを考えれば、できれば国公立大を目指したいですね・・・。

 

■就職はどんな感じ?
当然獣医師として就職が多く、動物病院を開業する場合も。開業の場合、動物病院がドンドン増えていることによる競争も考慮する必要がありそうです。
他には保健所や製薬メーカーの研究員なども考えられます。

 

 

動物関係のお仕事は、獣医師までいかなくとも動物看護やトリマーの道もありますので、あわせて考えてみて下さい。

 

 

食に関心が高まる現代ですので、農学部での大学生活も楽しそうですね。実際にどんなことを学ぶかは、オープンキャンパスや文化祭で確かめましょう!

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