【学部紹介】衣食住を究める家政系

受験生活アドバイス

中学生・高校生の進路選択アドバイスとして学部をざっくりと紹介するコーナー!今回は文理共通の進学先の一つである家政系について!

「家政系って?」と、どんな学問でどんな内容なのかあまりピンとこない方もいるかと思います。将来的な就職に関して「家政学系の学科は行っても意味のない所」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

ただ、いったんその考え方は捨ててみましょう!

家政学を学べば、良い主夫・主婦になれるだけでなく、多様な就職先を見出すことができるのです。
では、いったいどんな学部・学科で、どのような就職先があるのかをこれから見ていきましょう。

 

 

■家政系の各分野

 

◆家政学科
衣食住や生活全般の質を向上させることを目指すのが家政学科です。
近年、「家政」と名のつく学科は減少する傾向にあり、お茶の水女子大が生活科学部、奈良女子大学が生活環境学部と名称を変えています。

「生活」と名前の付く学科はもともと家政学科だったことが多いようなので、家政を学びたい時はそういう学科を積極的に探すと良いかもしれません。
就職先としては流通や小売業界などのサービス業が多く、人当たりの良さが評価されることがあるという面も。

 

◆管理栄養学科
もともとは管理栄養士を目指す学科であり、入学後の勉強量は大学入試を上回るといわれています。
管理栄養士とは栄養士の上級版であり、合格率は高くても60%となかなか厳しいのが現状です。
食生活や健康管理について学ぶ学部ですが、近年はドラッグストアへの就職や医療品メーカーなど、様々なジャンルへの就職がみられます。

就職の幅を考えると、栄養士も良いですが、管理栄養士を目指すこともおススメします。

 

◆被服学科
その名の通り、被服について学ぶ学問ですが、繊維素材の開発や生産、被服のデザイン、さらには縫製と販売、消費に至るまで多様な分野の学問を学びます。
卒業後の進路としてはアパレル業界や繊維メーカーあるいは服飾のデザイン会社などがあります。
アパレルなら専門学校でも学べるという人も多いでしょうが、販売などのビジネス的な分野も学べるという点で、専門学校よりも大学卒業生が重宝されるのは間違いないでしょう。

 

 

★栄養系学科の要注目ポイント!
栄養系学科に進む生徒の大半は管理栄養士を目指すようですが、実は管理栄養士だけが取れる資格ではありません。
栄養系の学科であれば単なる栄養士を目指すこともできますし、フードスペシャリストや食品衛生管理者、食品衛生指導員といった多岐にわたる資格を目指すことができます。

栄養系の学部は就職率も高めですが、専門性を高めるために大学院に進学する人も多く、栄養系の学科は特に多くの選択肢があります。大変人気があり、倍率も高いですが、入った後のビジョンの広さを考えると、目指して損はない分野だと言えます。

 

 

 

家政系の学部が「就職には向いていない!」というわけではないことをおわかりいただけたでしょうか?

ほかにも保育士の資格が取れる学科があったり、被服系でも衣料製品の製作に特化した学科があったりします。
衣食住に少しでも興味のある人は家政系の学科についても良く調べてみると良いかもしれません。

ちなみに家政学部を設置している大学は女子大が多いですが、共学の大学で家政学部を設置をしている所もあり、そういったところでは男子学生も少人数ですが在籍しているようです。

今は女性も働き、男性が家事をすることも当たり前になりつつある時代と言えます。こんな時代だからこそ家政についてより多くの事を学び、今後の生活の糧としていくのもいいかもしれませんね。

トップへ戻る